宇宙は、1つだけではなく、いくつも存在する というのが「マルチバース」仮説です。
弊社刊行の『もうひとつの人生』(片知 久 著)も、
「マルチバース」仮説が下地になっております。
自分の存在する宇宙以外の宇宙がありうる と言ったって、
そんなこと、証明できませんよね。
でも、証明できるかもしれないのです。
『「サイエンス」で 情報を見極める』でお世話になった
『宇宙と物質の起源「見えない世界」を理解する』(高エネルギー加速器研究機構素粒子原子核研究所編 講談社 2024)という本には、
次のように書かれています。
『もし将来の実験でトップクォークとヒッグス粒子の質量の測定精度を大幅に改善してみても
依然として誤差の範囲で境界線上にあるようなら、それはマルチバースの有力な証拠となり得ます。
将来の加速器実験の結果に期待しましょう。』
全然理解できません(笑)。
でも、加速器の実験次第では、
マルチバースが単なる仮説ではなくなるということなのでしょう。
何だか分からないまでも、とにかく夢が広がるようで、
おもしろいと思うのですが、いかがでしょうか。
マルチバースの可能性

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