抽象画 なぜ、のめり込むのか?

抽象画を描いてもいないうちから、
勝手に盛り上がっております。

それにしても、抽象画というのは、
どうして こうも のめり込むのでしょうか。

抽象画といっても、鑑賞する側でなく、
制作する側での話ですが、
抽象画制作は、なぜ 人を虜にするのでしょうか?
考えてみたいと思います。

ルールがない

まず 最初に思いつくのは、
「制約がない」ということです。
具象画の制作には、
あれこれ”しばり”があります。

最大のものは、「描かれている対象が 認識できる」というものでしょう。

例えば、リンゴを描いたとしましょうか。
そっくりに描ける人は、「すごい!上手!」と言われることでしょう。

「そっくりに描く必要はない」という人もいます。
でも、
どんなに崩しても、
鑑賞する人に 「多分リンゴを描いたのだろう」と
思わせる程度にとどめなければいけないでしょう。

そうしないと、「一体 何を描いたの?」などと言われます。
制作した人は、すっかり落ち込んでしまいますよ。

自由であることの解放感

ところが、抽象画には、ルールや”しばり”がありません。
対象そのものが 眼前に「ない」のですから、
そっくりもなにも 議論の余地がないわけです。

何をどのように描いてもOKなのです。

ということは・・・

そうなのです。
「自由」なのです。

私も、これから抽象画を描こうとしているわけですが、
何を描くかは 自由です。
 
だから、どういう作品が出来上がるか見当がつきません。

ふわふわとしている この解放感が、
抽象画制作の醍醐味なのかもしれません。

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