『結局、人生最後に残る趣味は何か』(林望著 草思社 2024.10)という本を読みました。
”趣味”ですからね。人さまざまです。
だから、”人生最後に残る趣味”といったところで、
人それぞれ異なるわけです。
ということは、結論はどうであれ、それは 著者によって違って当然。
そんなのは承知の上で読んでみたのですが、
私としては、「写真」の趣味のところが ひっかかりました。
写真への思いが目を覚ました
なぜかというと、写真には長いこと関心があったからです。
カメラだって何台買ったことか――。
新しいカメラを購入するたびに、
「今度こそは」と気持ちを入れ替えるのですが、
結局、不発。
専門家の指導を受けたらどうかと思い、
市で開催した写真教室に参加もしてみました。
プロから直々にご教授いただいたのですが、
これも、あまり参考にならず――でしたね。
ビビッときました
ところが、『結局、人生最後に残る趣味は何か』を読んだことで、
電撃が走りましたね。
本の中で、
プロの写真家に対し、
「どんなカメラがいいのでしょうか?」と尋ねるくだりがあります。
プロ写真家から返ってきた答え(機種)は、
一般大衆が手にするようなカメラでした。
つまり、カメラ機材はそこそこ写れば、どんなものでもよいということ。
こんな答えは、今まで山ほど聞かされてきました。
でも、今回は受け止め方が全然違ったのでした。
重要なことは、
カメラを手にして動き回り、
気になったシーンを切り取ること――そんな風に受け取りました。
ところで、
この本の中には、『「どこへも行かない」旅』(林望著 光文社)という本が紹介されていました。
その紹介本の中には、プロの撮った写真だけでなく、
林望さんが撮った写真も掲載されているとのこと。
早速、読んでみました。
いや、見てみました。
重要なのは「自分テーマ」
ひらめきましたね。私なりに。
「そうだ! テーマなんだ!
自分なりのテーマを探ることなんだ!」と。
そして、考えました。
「私にとって テーマは何なのだろうか」と。
一晩考えて ひらめきました。
そうだ!これで行こう!
これなら、撮る気になれそうだぞ!
タンスの中で眠っていたカメラを引っ張り出し、
まずバッテリーに充電しました。
さあ、今度こそは火が付くか――です。
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