20日投開票された参院選では、新しい動きが出たようです。
それは、
政治団体「チームみらい」党首の安野貴博さん(34)が初当選したこと(比例代表)。
この政党は、期待できそうです。
「あらゆる属性間の分断が起きている。
分かりやすいレッテルを相手に張って、
『あちらは敵だ』と決めつける言説が増えている。
そうなると、お互いの間で建設的なコミュニケーションができなくなる。
議論が成立しなくなり、民主主義の土台が崩れる」
選挙戦では、以上のような訴えかけをしたといいます(東京新聞・電子版)。
「チームみらい」は、得票率も2%超えが確実となり、
「政党要件」をクリアしたとのこと。
公職選挙法での政党要件は、国会議員が5人以上いるか、直近の衆院選か参院選での得票率が2%以上―のいずれかを満たすこと。
「政党要件」をクリアしたことで、
衆院選での小選挙区の政見放送や、
小選挙区と比例の重複立候補ができるようになるようです。
また国会議員が1人でもいれば、政党交付金の交付対象にもなるとのこと(政党助成法)。
党首の安野さんは、
「政党交付金を使って、『永田町ソフトウェアエンジニアチーム』をつくる。
100日以内に組織づくりを固めたい。
政治とカネの問題を解決するために、
お金の流れを分かりやすく伝えるツール、
デジタル空間上で皆さんが法律案を投稿して、
政策に反映させるプラットフォームをつくりたい」
と、抱負を語っているようです(東京新聞・電子版)。
安野党首は、東京大工学部卒。
卒業後、AI関連企業を立ち上げ、
「AIやテクノロジーなどわれわれだからこそ出せる知見を活用していきたい」という考え方のようです。
活躍を期待したいものです。
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