マジック・フォーミュラ 人生を光に変える魔法の処方せん
マイケル・J.ローズ
山川紘矢
山川亜希子 徳間書店
2002.4
人に用意ができた時、先生が現われると言います
君が必要としているのは、マジック・フォーミュラ(魔法の処方せん)だな。
君はもう知識は十分だけれど、その知識を意識的に活用する方法がわかっていないんだね」
日常生活の中に、どのようにして幸せと充実感を見つけるか
私たちが人間としてこの地球に生まれてきたのは、
人生のあらゆる局面を体験するためなのです。
そしてその体験を通して、成長し、本当の自分に対する気づきを広げてゆくためです。
しかし、(この 「しかし」というのはとても大きな「しかし」なのですが)私たちは日々、
生活してゆかなければなりません。
私たちは食物を食べ、服を着、住居を確保し、
収入を得て家族を養わなければなりません。
非常に多くの男性―――そして女性にとって、どちらか一つの道だけになっています。
つまり、本当の自分を探究する道に没頭し、世俗的な成功や失敗には目もくれずに、
自分の選んだ道でもがき苦しむか、または、人生の物質面だけに中毒し、特にお金に関して、
もっといくらでも欲しいという欲望にとらわれて苦しむか、そのどちらかです。
中には、この二つの流れを何とかうまく結びつけようとしてがんばっているけれど、その両方にひきさかれて苦しんでいる人もいます。
主人公たちが真の自分の力に気づいてゆくにつれ、
読んでいる私たちもまた、自分の内に存在する力、
自分の人生を創り出す力に気づいてゆけるのではないか
もし君が自分をうやまうなら、人生が君をうやまってくれるだろう
自分を大切にし、自分の力を信じ、自分の人生に責任を持つ、
それこそが人生の鍵
人間と自然が一つにつながっていることがわかってくるにつれ、自然と敵対しない有機農法
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