「人間の意識の流れの中には、基本的な原則というものがたくさんある。
私はそれらを『真理の原理」と呼んでいる。
敬意というのが一つ、信頼というのも一つ。
他に、正直、尊敬、そして受容だ。
まだ他にもあるが、もし、君たちが日々の生活の中で、
真の敬意を表現できれば、他の原理はそれと共にやってくる。
使命とは、まず第一に、「本当の自分自身により近づき、
本当の自分自身でないものにはならない」ということ。
不幸なことに、ほとんどの人は完全に混乱していて、
その結果、全く逆になっている」
「本当の自分自身になるということは、
本来、私たちそのものであり、私たち誰もが持っているすばらしさ、知恵、喜びに焦点をあて、
それを伸ばすように生きるということ。
日々の生活でこの三つに意識を向けていれば、これらは発達し、表現されてゆく。
このプロセスを逆にするには、
俗世間のことや、否定的なこと、人生の問題に焦点をあてればいい。
これは簡単なことだ。
誰に教わる必要もない。
「その奇蹟的なもの,マジック・フォーミュラ(魔法の処方せん)を教えよう。
しかし、まず最初に、その基礎をちゃんと整えなくてはならない。
そうすれば、この奇蹟の処方せんを毎日、実行することによって、人生が幸せで満たされたものになる」
「君たちはそれを毎日使い、応用しなければならない」
「もう一つ、君たちによく考えてもらいたい法則がある。
それは「私たちの考えること、話すことは、
私たちの創造にエネルギーを与える」というものだ。
つまり、私たちがいつも考えていることこそ、私たちが創造することなのだ。
君たちは、このことの中に人間の苦しみの源があるということが、すぐにわかると思う。
大多数の人々は、人生に最も起こって欲しくないことを考え口にしている。
自分の人生に起こって欲しいことよりも、起こって欲しくないことについて、
人々はより多く考えている」
「人々はそれを人間の本性だと言う。
「もし君が自分のことを尊敬しなかったら、どうして他人を尊敬することができるだろうか?
犬は相手が自己尊重をしているかどうかお互いの肛門においをかぐことによって知る。
ちょっとかぐだけで、彼らには他の犬の地位、
私は人生でもがき苦しみ、傷ついてきた一人の人間です。
しかし、本当の自分を探究すること、
そして心のやすらぎを追求することを、一度もあきらめたことはありませんでした。
、私は自分が何者であるかを知っています。 そして、求めていた心のやすらぎを手に入れることができました。
この本は苦しんでいる人々を助けようという意図のもとに書きました。
本当は、私たちは
もがき苦しみ、傷つくために生まれてきたのではありません。
勝つために生まれてきたわけでも
なければ、負けるために生まれたわけでもありません。 成功するためでもなければ、失敗するた
めでもありません。
私たちが人間としてこの地球に生まれてきたのは、人生のあらゆる局面を体
験するためなのです。
そしてその体験を通して、成長し、本当の自分に対する気づきを広げてゆ
くためです。
しかし、――この「しかし」というのはとても大きな「しかし」なのですが 私
たちは日々、生活してゆかなければなりません。私たちは食物を食べ、服を着、住居を確保し、
収入を得て家族を養わなければなりません。
非常に多くの男性─そして女性にとって、どちらか一つの道だけになっています。つま
り、本当の自分を探究する道に没頭し、世俗的な成功や失敗には目もくれずに、自分の選んだ道
でもがき苦しむか、または、人生の物質面だけに中毒し、特にお金に関して、もっといくらでも
欲しいという欲望にとらわれて苦しむか、そのどちらかです。中には、この二つの流れを何とか
うまく結びつけようとしてがんばっているけれど、その両方にひきさかれて苦しんでいる人もい
教師という言葉は好きではありませんが、私は教師です。私のいる世界では内なる気づきと、
外なる物質主義が楽々と調和しています。し
かも、それは実はとても簡単なことなのです。
私は妻のトリーニーと一緒に世界中を旅し、
人々にこの内なる気づきと、外なる物質主義を調
和させる方法について、教えています。
ある日のこと、私は一人の男性と話をしていました。彼
はとても良い人でした。私の五日間の泊り込みセミナー(ローズウェイ・リトリート・セミナ
1)に何回か参加したにもかかわらず、自分の人生は相変わらず、うまくゆかず、今もなお苦し
んでいる、と彼は言いました。
私たちはさらに話しあい、私は彼に言いました。「君が必要としているのは、マジック・フォ
ーミュラ(魔法の処方せん)だな。君はもう知識は十分だけれど、その知識を意識的に活用する
方法がわかっていないんだね」
日常生活の中に、どのようにして幸せと充実
感を見つけるかを教える力のある本。
私たちは
もがき苦しみ、傷つくために生まれてきたのではありません。勝つために生まれてきたわけでも
なければ、負けるために生まれたわけでもありません。 成功するためでもなければ、失敗するた
めでもありません。私たちが人間としてこの地球に生まれてきたのは、人生のあらゆる局面を体
験するためなのです。
非常に多くの男性─そして女性にとって、どちらか一つの道だけになっています。つま
り、本当の自分を探究する道に没頭し、世俗的な成功や失敗には目もくれずに、自分の選んだ道
でもがき苦しむか、または、人生の物質面だけに中毒し、特にお金に関して、もっといくらでも
欲しいという欲望にとらわれて苦しむか、そのどちらかです。中には、この二つの流れを何とか
うまく結びつけようとしてがんばっているけれど、その両方にひきさかれて苦しんでいる人もい
教師という言葉は好きではありませんが、私は教師です。私のいる世界では内なる気づきと、
外なる物質主義が楽々と調和しています。しかも、それは実はとても簡単なことなのです。
私は妻のトリーニーと一緒に世界中を旅し、人々にこの内なる気づきと、外なる物質主義を調
和させる方法について、教えています。 ある日のこと、私は一人の男性と話をしていました。彼
はとても良い人でした。私の五日間の泊り込みセミナー(ローズウェイ・リトリート・セミナ
1)に何回か参加したにもかかわらず、自分の人生は相変わらず、うまくゆかず、今もなお苦し
んでいる、と彼は言いました。
私たちはさらに話しあい、私は彼に言いました。「君が必要としているのは、マジック・フォ
ーミュラ(魔法の処方せん)だな。君はもう知識は十分だけれど、その知識を意識的に活用する
方法がわかっていないんだね」
私は小説家なので、彼、そして同じ立場にいる何十万人もの人のために、この本を書きました。
これはおとぎ話ではありません。 これは、あなたの日常生活の中に、どのようにして幸せと充実
感を見つけるかを教える力のある本なのです。
かな池を想像して下さい・・・・・・あごをリラックスさせましょう。
次にのどをリラックスさせます。
・・・・・・そして、やさしいリラックスの波が体の下の方に伝わっていって、みぞおちをリラックスさ
せます。
みぞおちのあたりを守っていた潜在意識の霊的な壁を取り除きましょう••••••これはとても大切
なことです……
そして、あなたのみぞおちがやわらかくなり、暖かくなって、開いて、そして感
じやすくなってきました。・・・・・・
あなたの腕と足、そして体全体がリラックスしてきました。
そし
て、もっとどんどんリラックスしてゆきます。
しかし、光の存在としてのあなたは、ますます目
覚め、意識がはっきりしてきます。
あなたの体と個性にやさしさと尊敬の思いをこめて、意識を集中しましょう。
自分のことをす
ばらしいと感じて下さい・・・・・
・では、光の体をイメージして下さい。光の体があなたの肉体をつつ
みこんでいます。
この光の体はいつもあなたと一緒にいます。
ですからことさら光の体を自分の想像で創る必要はありません。
すでにありますから、それを発見し、目で見て、その光に気がつ
けばいいのです。
さあ、自分の肉体に向けた意識を解放して、
あなたが自分だと思うものすべて、
つまり、あなたの本質を、その光体の中において下さい。
今、あなたは本当の自分がすばらしい光の存在であることに気がつきました。
そして実は、これが、あなたのより大きな現実である真実なのです。
あなたの心のビジョンの中に虹が現われてきます。
その色はとても美しく魅力的です。
光の存
在のあなたは、あなたの肉体から脱け出します。 ••••••あなたは安全です…そして虹の光の中に
入ってゆきます。 ••••••
赤い色の中に入りました。 赤い色が光であるあなたの中を流れてゆきます。
入ってゆきます。……
赤い色の中に入りました。赤い色が光である
あなたの中に残っている肉体的な緊張を、その赤い色と一緒に流し去ってしまいましょう。
めいせき
次にオレンジ色の中に入ります。
オレンジ色が光であるあなたの中を流れてゆきます。
すべての
心配、恐れを流し去りましょう。……
次は黄色の中に入ります。 黄色が光であるあなたの中を流
れてゆきます。それはあなたの混乱して、分析的で、好ましくない、不必要な思いを流し去りま
す。
そしてあなたは明晰で集中力があり、オープンな状態になりました……今度は緑色の中に入
ります。
そこには自然のやすらぎが広がっていて、あなたをやさしくつつみこんでゆきます。
・・・・・・
それでは次に青い色の中に入ってゆきます。そこには愛のいやしのエネルギーが振動してい
ます。……
次に霊的な力を高めてくれる紫色の中に入ります。
するとあなたの意識が一段と高ま
ります……………
そして、あなたはすみれ色の中に入り、調和を示すすみれ色の光を吸収します。
あなたは虹の中から出ます。
すると、あなたの目の前に大きな白い光の球体が待っています。
あなたはその白い光の球体の中に入ります。
そしてその球体の中をゆっくりと歩いてゆきます
・・・・・・あなたは光の存在となっています。
いやされて、力がみなぎり、エネルギーがいっぱいです。
あなたの目の前に、下におりてゆく二十一段の階段があります。
それはより大きな現実に通じて
います。あなたはその階段を見おろします。その階段は光によって輝いています。とても安全で
す。あなたは自分に用意ができているのを知っています。あなたはその階段をおりてゆきます。
2、20、1、12、1、16、15、14、15、12、11、より深く、…もっと深くもっと深く、10、
o’x’s 65
6′ 5′ 4′ 3′ 2′
あなたは最後のステップをおりて、自分の創造した現実の中へと歩いてゆきます」
あなたのすべての細胞、すべての分子も、輝く光であるあなたにつつまれて
います。この光の輝きの中で生きるか、それとも自己否定の暗やみの中で生きるかは、あなたの
選択次第です。あなたは肉体を持ち、その肉体はあなたのものであっても、あなたそのものでは
ないということに気がつきます。あなたは、すばらしい、肉体を超えた、光の存在です。 それが
本当のあなたです。そしてもしあなたが、本当のあなたに焦点をあて、それを生きれば、真実が
あなたを自由にしてくれるでしょう。
あなたの焦点を光の自分から、肉体の自分に移しましょう。大きく息を吸って、あなた
の肺をいっぱいにします……そして、ゆっくりと吐き出します。もう一度、深く息を吸って、と
めて。そして、ゆっくりと吐きましょう。 そしてもう一度、大きく息を吸って。 とめて。そして、
ゆっくりと息を吐いて下さい。息を吐きながら、目を開けなさい」
「僕の詩などあまりたいしたことはないから、みんな聞きたくな
いと思うよ」彼はデリバランスが射るような目で自分を見ているのに気がついて、大きなため息
をついた。
「わかりました。わかりました。僕のすばらしい詩という意味です」
「へえー、すばらしい詩であるならば、ぜひ聞かせて欲しいんだけど」とスチーブが言った。
「わかった。負けたよ」とガスは言った。
そしてすぐ、「今のは取り消しだ。僕の言いたいこと
は、みなさんに僕の詩を聞いてもらう時が来ているということです」
デリバランスはうなずいた。「本当にわかり始めたね。口から出る言葉はパワーを持っている
のだ。私たちは思いと言葉を生きているということを忘れないで欲しい。だから、自分を大切に
する言葉を使うようにしなさい。
真理はそれを生きなければならない。人生の何ごととも
戦ってはならない。
病気とさえも戦ってはならない。
それを抱きしめ、そこから学びなさい。そ
して、そのあと、手放しなさい。
人生には何一つ(、もう一度繰り返すが、)何一つ、偶然に起こる
ことはない。
だんだん自分が好きになってきました!」
デリバランスは声をあげて笑い、軽く手をたたいた。
「それこそが進歩だよ。いったん、自分
を大切にし、自分自身と良い関係を確立すれば、人生が君に報いてくれることがわかるだろう。
この真実の中で最も重要なものは、『オナー』 つまり『うやま
う」こと、自分自身をうやまうことだ。
さあ、みんな、真剣に聞きなさい。私がすばらしい真理を今から教えよう。
「もし、君が自分をうやまうなら、それは自分の人生をうやまうことにほかならない。
そしてもし、君が自分の人生をうやまうなら、人生が君をうやまってくれるだろう
こんな簡単な言葉も、幾層もの意味がある。人は、その人にできる深さで、このことを理解する
』
日常生活では、自分をうやまうようなことを考えなさい。
自分を尊敬できる、価値のある人間だと考えなさい。
そうすれば、人生があなたを救ってくれるだろう!
自分を尊敬できない、価
値のないものと考えると、人生がひからびてしまうだろう。
自分の考えることに注意しなさい。
深いところでプログラムされている潜在意識が、君たちの人生の支配者になっている。
潜在意識
とは、自分が考えていることさえ気づいていない思考のことだ。 これが大多数の人の無意識な 生
き方なのだ。自分の潜在意識に、批判も判断も下さずに、耳を傾けなさい。自分を大切にしない
思いは意識して捨てなさい。それらと戦ってはいけない。意識して、自己を高く評価する思い、
自己を受容する思い、自己を尊重する思いを創造しなさい」
僕にはあまり魔法のようには聞こえないのですが?」
「スチープ、もちろん、マジック・フォーミュラなんてないのだよ」とデリバランスが答えた。
「魔法は君の中にある。 人は誰でも魔法よりもずっとずっと大きな力を
持っている。
「もし、君が自分をうやまうなら、それは自分の人生をうやまうことにほかならない。
そしてもし君が自分の人生をうやまうなら、人生が君をう
やまってくれるだろう
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