ベネズエラでは2000年代にチャベス大統領が貧困層の支持を集めようとして、食料品やガソリンの価格を統制した。低価格に据え置いた。ポピュリズムの典型的な手法だった。
結果:企業は、採算割れを嫌って、生産を減らした。結果として、物質不足に陥り、激しいインフレが生じた。こうして、低価格政策は、一時的には貧困層を喜ばせたものの、その期間は短く、むしろ貧困層を長期にわたって苦しませることとなった。
政府が生活費生活必需品の価格に介入するのはポピュリズムの典型的な手法だ。しかし、長期的には、好ましくない結果を招く。
米国も、その道を歩む?
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