タイラー・ロビンソン容疑者 「物静か」で「成績優秀」な若者

$600.99 Mauser ~ model 98 ~ 30-06 Springfield – Guns International

米国の保守系政治活動家チャーリー・カーク氏(31)を射殺したとして拘束されたタイラー・ロビンソン容疑者(22)。米メディアの取材によると、近所の人には「物静か」で「成績優秀」な若者と思われていた。奨学金を得て進学した大学を1学期で退学し、犯行時は別の大学の電気見習いプログラムに在籍する3年生。連邦捜査局(FBI)は、容疑者の人物像や犯行動機の「全体像」の解明を目指して調べを続けている。

ロビンソン容疑者は、カーク氏が射殺されたユタバレー大学から南へ約420キロ、車で3時間半かかる西部ユタ州ワシントン・シティで家族と暮らしていた。末日聖徒イエス・キリスト教会(モルモン教)に通い、捜査当局は「父親と友人の協力」(ユタ州のコックス知事)によって容疑者の特定に至った。

USA TODAYによると、ロビンソン容疑者は自宅近郊のパインビュー高校を2021年に卒業した。成績は「オールA」。容疑者の母親がSNSに投稿した大学受験の際に志望校に提出するACTテストとみられる試験の成績は「上位1%」に入る優秀さだった。

ロビンソン容疑者は3万2000ドル(約470万円相当)の奨学金を獲得してユタ州立大学に進んだが、1学期で退学。ユタ州高等教育委員会によると、犯行時は自宅から近いディキシー工科大学の電気見習いプログラムに在籍する3年生だった。

近所の人は、ロビンソン容疑者について「物静かで、友達は少なかった。ミュージカルが好きでとても賢い子供だと思っていた」と振り返ったという。

しかし、コックス知事の12日の会見によれば、ロビンソン容疑者は「近年、より政治的になっていた」。事件前の夕食の席でカーク氏のことを「軽蔑的な言葉」で語っていたという。

成績優秀で物静かな若者が、なぜ保守系政治活動家の射殺という過激な行為に走ったのかー。その全容はいまだ不明のまま。近隣住民は、USA TODAYの記者に「彼の心の中で何が起きていたのかを理解しようと思う」と語ったという。

コメント

タイトルとURLをコピーしました