水性工芸うるし匠 和信塗料
うるし調に仕上がる水性アクリル塗料
漆塗り効果
アクリル絵の具で 漆を塗ったような効果を出したいのですが、どのメーカーのどういう絵の具を使えばいいでしょうか?
漆のような「深い艶」「しっとりした黒」「わずかな透明感」をアクリルで再現したい時、実はどのタイプのアクリルを使うか”が決め手
🎨 漆風の質感を出すために相性が良いアクリル絵具・メディウム
① 深い黒(漆黒)を作りたい場合
漆の黒は「ただの黒」ではなく、光を吸い込むような深さがあります。 そのため、カーボンブラック(ランプブラック)系の高濃度顔料が向いています。
- リキテックス(Liquitex) ・マーズブラック ・カーボンブラック(Heavy Body / ソフトボディ)
- ゴールデン(GOLDEN) ・Carbon Black(Heavy Body)
- ターナー アクリルガッシュ ・ジェットブラック(特にマットで濃い)
※ターナーのアクリルガッシュはマットなので、後で艶を足す必要あり。
✨ ② 漆のような“深い艶”を出したい場合(最重要ポイント)
漆の質感は「透明感のある艶」が本体なので、 アクリル絵具だけでなく“グロス系メディウム”が必須。
おすすめメディウム
- リキテックス グロスポリッシュ(またはグロスバーニッシュ)
- ゴールデン Polymer Varnish(Gloss)
- ホルベイン アクリリックメディウム グロスバーニッシュ
黒を塗る → 乾燥 → グロスを重ねる → 乾燥 → さらに重ねる と数回繰り返すと、漆のような“奥行きのある艶”が。
🔥 ③ 透明感のある“透漆(すきうるし)”風にしたい場合
透明感のある赤みを帯びた漆を再現したいなら、 透明アクリル+透明メディウムが向いています。
おすすめ色
- リキテックス:トランスペアレントレッドアイアンオキサイド
- ゴールデン:Transparent Red Iron Oxide
- ホルベイン:アクリラ ガラス絵具(透明系)
透明色を薄く重ねていくと、漆の“層の深さ”が出る。
🪵 ④ 仕上げに“漆のような硬質な光沢”を出したい場合
最終的に樹脂感のある硬い光沢を出したいなら、 レジン風のトップコートが最も漆に近づきます。
- アクリル樹脂系のクリア(グロス)
- 水性ウレタンニス(ツヤあり)
- アクリルメディウムのグロスを厚めに塗る
※本物のレジンを使うとさらに漆に近づき。扱いが少し難しくなります。
🧭 結論:最も簡単に“漆風”を再現する組み合わせ
初心者でも成功しやすい組み合わせを挙げると、
**● リキテックス Heavy Body カーボンブラック
+ リキテックス グロスポリッシュ(またはグロスバーニッシュ)**
これが一番安定して漆っぽくなります。
蒔絵
「金粉・銀粉の輝き」をアクリルで再現したい場合、実はかなり近い質感を出せる画材が。 本物の金粉ほどの“粒子の輝き”は難しいものの、選び方次第でかなり蒔絵らしい深みが。
リーフパウダーは金属そのものの粉
✨ 蒔絵風に使える金粉・銀粉系の画材
■ ① アクリル用のメタリックパウダー(粉末顔料)
最も蒔絵の金粉に近いのは、粉末の金属顔料。
- パールEX(Jacquard) → 金・銀・銅など種類が豊富で、粒子が細かく輝きが上品
- ターナー色彩 パール顔料(パール粉) → 日本のメーカーで入手しやすい
- ホルベイン パールパウダー → アクリルメディウムと混ぜて使える
● 使い方
- グロスメディウムやアクリルバーニッシュに混ぜる
- 黒地の上に置くと蒔絵のように光が浮き上がる
- 粉のまま“蒔く”ように振りかけて定着させることも可能
■ ② アクリル絵具のメタリックカラー
粉末よりは控えめ。扱いやすく安定した輝き。
- リキテックス:イリデッセントシリーズ(ゴールド、シルバー)
- ゴールデン:Iridescent Gold / Silver
- ターナー アクリルガッシュ:メタリックカラー
● 特徴
- 粉末より粒子が均一で塗りやすい
- ただし“蒔いたような粒感”は弱め
- 下地を黒にすると漆+蒔絵の雰囲気が出やすい
■ ③ 本物の金属箔(純金箔・洋金箔・銀箔)を使う方法
蒔絵の豪華さを出したいなら、箔を使うのが最も近いです。
- 洋金箔(真鍮箔):安価で扱いやすい
- 純金箔・純銀箔:高価だが輝きは圧倒的
- 転写箔(ミラーフォイル):アクリルでも使いやすい
● 使い方
- アクリルメディウム(グロス)を“接着剤”として使う
- 半乾きの状態で箔を押し当てる
- 余分を払うと蒔絵のような輝きが出る
■ ④ レジン用の金粉・銀粉(超微粒子)
レジンアクセサリー用の金粉は粒子が非常に細かい
蒔絵の金粉にかなり近い質感。
- 超微粒子の金粉・銀粉
- 雲母(マイカ)系のメタリックパウダー
- レジン用の“金箔風フレーク”
アクリルメディウムに混ぜて使える。
🌟 蒔絵風に仕上げるコツ
- 黒(カーボンブラック)+グロスメディウムで漆の下地を作る
- 完全乾燥後に金粉・銀粉を置く
- 最後にグロスバーニッシュを数回重ねると、 “漆の中に金が沈んでいる”ような深みが出る
ラメパウダー

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