「トランプがイラン戦争に深入りした理由」
米国家テロ対策センターのケント所長が3月17日辞任した。ケントはトランプ大統領への書簡で「良心に照らして、進行中のイラン戦争を支持することはできない。米国に差し迫った脅威を与えておらず、この戦争はイスラエルとその強力なロビー団体の圧力によって始まったことは明らかだ」と述べた。
ケントは「米国第一主義」の信条で知られ、海外への軍事介入に反対の立場を示していた。辞任の理由に挙げた「イスラエルの圧力」は意味深長である。戦争をしないと公言してきたトランプがイラン戦争に深入りしたのは未成年性搾取のエプスタイン事件が自身が深く関係していたからだ。
1月30日に米国司法省が公開した捜査資料にはの、エプスタインを追跡した連邦捜査局(FBI)の潜入捜査官が、彼を「モサドに取り込まれた工作員」だと報告した資料も含まれていた。2020年にFBIロサンゼルス支局が残した報告書では、自分たちの情報部員の一人が「エプスタインは取り込まれたモサドの工作員だと確信するに至った」と報告していた。この文書では、エプスタインはイスラエル情報機関のために「スパイとして訓練された」と描写されている。
別の情報部員は「エプスタインはイスラエルのエフード・バラク元首相とも近く、エプスタインはバラクの下でスパイとして訓練された」と報告した。エプスタインとバラクの関係は、彼がイスラエルの工作員だとするMAGA陣営から出ている主張の代表的な根拠でもある。
アルジャジーラなどの報道によると、公開されたエプスタインの電子メールも、彼がバラクの側近であり、イスラエルのベテラン情報要員であるヨニ・コーレンとの幅広い関係を示している。コーレンはモサド出身のベテラン情報要員で、バラク元首相の在職時代、イスラエル軍の情報機関トップを務めた。
コーレンはエプスタインのニューヨークにある邸宅に定期的に滞在し、2012年のがん治療の際には、エプスタインが治療代を支払っている。つまり汚職裁判から逃れるためにイラン戦争を仕掛けたイスラエルのネタニヤフ首相は米国を巻き込むために「エブスタイン事件でトランプを脅した」というわけだ。

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