1万年の間で最も強力な噴火を引き起こした日本の海底火山が再び活性化の兆しを見せている。3月27日、神戸大学の研究チームが国際学術誌『Communications Earth & Environment』に掲載した論文によると、鹿児島県琉球列島の硫黄島近くの鬼界カルデラの下で大規模なマグマが再び蓄積されていることが明らかになったという。
鬼界カルデラは米国のイエローストーン、インドネシアのトバ湖とともに超大型火山として挙げられ、約7,300年前(現行の地質時代である完新世)において最大の火山噴火を引き起こした。研究チームは地震波探査技術を活用してカルデラの下部構造を分析した結果、約7,300年前に超大型噴火を引き起こしたのと同じマグマの貯蔵庫が現在も維持されていることを確認した。神戸大学の地球物理学者である島伸和氏は「その規模と位置を考慮すると、これが以前の噴火時の同じマグマの貯蔵庫であることは明らかだ」と述べた。
鬼界カルデラは約7,300年前に一度の噴火でおよそ160立方キロメートルに及ぶ火山噴出物を放出した超巨大火山だ。当時の噴火によって海底には中小都市をのみ込む規模の巨大なカルデラが形成された。
特に現在の貯蔵庫に存在するマグマは過去の噴火の残留物ではなく、その後新たに注入されたものだと分析された。実際にカルデラ中心部では過去3,900年間にわたり溶岩ドームが形成されており、この物質の化学組成も過去の噴出物とは異なることが明らかになった。
今回の研究は海洋研究開発機構(JAMSTEC)との共同調査で行われた。研究チームは約175㎞区間の海底地震計を設置し、人工地震波(エアガン)を利用してマグマの貯蔵庫の位置と規模を精密に把握した。その結果、カルデラの真下の浅い地点にかなりの量のマグマが再び充填されていることが明らかになった。これは今後大規模な噴火につながる可能性のある潜在的な条件が形成されていることを示唆している。
これについて研究チームは「このようなマグマの再充填の様相は米国のイエローストーン、インドネシアのトバ湖など他の超巨大カルデラでも観察されるパターンと類似している」と説明した。ただし、実際の噴火時期や規模を予測することは依然として難しい。研究チームは今後、地震波速度の変化など地球物理学的な信号を継続的に観測することが大規模な噴火の可能性を判断する重要な指標になると強調した。

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